ウェディングの演出に重要な役割をするウェディングケーキ。ケーキ入刀のセレモニーもするから各ゲストの写真にも残りやすいアイテムでもあります。そんなウェディングケーキの相場はどれくらいなのでしょうか?豪華さを保ちながら節約するポイントもご紹介します。
生ケーキ
いわゆる通常のケーキでスポンジケーキに生クリームやフルーツを飾ったもの。ケーキ入刀のセレモニーの後、ゲストに「先ほどのケーキ入刀したケーキです。」とデザートとして配れるのが魅力。デザインや味もお好みで作ることができます。
シュガーケーキ
シュガーケーキはイギリスの伝統的なケーキで、硬く焼いたフルーツケーキにシュガーペーストでデコレーションしたケーキ。保存が効くのが特徴。イギリスでは伝統的に1段目は結婚式に出席してくれたゲストに、2段目は出席できなかった人への贈り物として、3段目は結婚一周年か子供が生まれたときに食べるのが習わしです。
クロカンブッシュ
クロカンブッシュはフランスの伝統的なウェディングケーキ。シュークリームタワーといえば日本人には分かりやすいかも。小さなシュークリームにカラメルをつけて円錐状に積み上げます。シューの数が祝福してくれる人の数を表すと言われ、高く積み上げるのが習わし。シューはフランス語ではキャベツを意味するので子孫繁栄の願いが込められています。
イミテーションケーキ
イミテーションケーキは食べられたないケーキのこと。ケーキ入刀する部分や一部だけを本物のケーキにすることもあります。本物のケーキではないので生ケーキに比べて安価に済むため、豪華さや大きさを出すのには最適です。
ウェディングケーキの相場はゲスト一人あたり1,000円~1,500円。
1,000円×ゲストの人数
ケーキの周りの装花1~2万円
ケーキ入刀5000円
が相場です。
ウェディングケーキの費用をゲスト1人あたり500~600円くらいに抑えたら貧相なケーキになってしまった、などの失敗談もありますので、事前にどんなケーキになるのかをよく☑しておきましょう。
ケーキの形で節約する
ケーキは形によって値段が異なります。ケーキのシルエットを安い順番に並べると以下の通り
1.スクエア
2.丸
3.ハート型
4.タワー(3段以下)
5.マカロンタワー
6.タワー(4段以上)
女子のあこがれのマカロンタワーは豪華ですが、やはり費用は高くなってしまいます。
セレモニーケーキはイミテーションケーキにする
ケーキ入刀セレモニーにはイミテーションケーキを使うという方法です。イミテーションなら豪華なウェディングケーキも本物のケーキよりも安くすることができます。
ところが入刀したケーキを配らないと後で言われてしまうこともあるので、この場合は持ち帰り用のケーキを手配します。持ち帰りのケーキは1人350円程度で用意できます。
装花を節約する
ウェディングケーキの盲点と言っても良い費用が装花です。1~2万円するのでケーキにしてはかなりの出費ですね。この装花をやめることや、装花がなくて寂しい場合は造花などを持ち込んで演出するのも手です。
ウェディングケーキはお料理とは別になりますのでその費用に悩まされることもあるかと思います。ちょっとした工夫でショボくならずに節約することができますので、あなたの譲れること、譲れないことを明確にして決めていくと後悔のない結婚式になりますよ。