ゲストに喜ばれる引菓子は？引菓子のルールとマナー

結婚式の引菓子は新郎新婦のゲストへの感謝の気持ちのこもったもの。中でも引菓子は喜ばれるものです。こだわりを出し過ぎたがためにゲストに不人気の引菓子とならないように引菓子のマナーと人気の引菓子をご紹介します。

引菓子は1500円から2000くらいのものにする人が多いです。引き出物との総額で5000円～6000円が相場です。

引き出物や引菓子は奇数にすることが多いです。これは割り切れない数から、新郎新婦の中が割れないように。この慣習はご祝儀と同じですね。

引き出物でタブーとされるものはお茶、重箱、割れ物、刃物です。

お茶は仏事のものであることから結婚式では渡さないことになっています。重箱は重なるので二重結婚を連想させるので避けます。
割れ物や刃物は「縁が切れる」と言われるので結婚式ではタブーです。

ところが、最近ではグラスやお皿を引き出物にするカップルも増えています。また、引き出物の中に紅茶を入れたりもするカップルもいますのでそこまで神経質にならず、ゲストの事を思って選ぶと良いでしょう。

ゲストに喜ばれる人気の引菓子のナンバーワンはバームクーヘンです。定番と思われるバームクーヘンはやはり人気のよう。年輪のような形は長寿をあらわすとされ縁起物のお菓子です。味も安定して美味しいのもポイントですね。

次に人気なのが焼き菓子のケーキなどです。
今日の結婚式は素敵だったななどと思いながら自宅でお茶をしたり、家族で結婚式の話をしながらティータイムをするのにおしゃれな焼き菓子が好まれます。

一方、ゲストに不評な引菓子で多いのはお酒を使ったお菓子です。ウィスキーボンボンやきついお酒のお菓子はお子様は食べられませんし、苦手な大人も多いので気をつけましょう。

また、少なすぎる高級チョコも喜ぶ人もいれば、「これだけ？」なんて不満に思ったりする人もいます。引菓子は思いやりでもありますので、ある程度の数やボリュームは意識しましょう。

たかが引菓子といえどされど引菓子。新婦のこだわりすぎが仇となってしまっては残念ですから、ゲストがどんなものを喜んでくれるかを考えながら、結婚式に来てくださったゲストへ感謝の気持ちを込めて選ぶようにしましょう。